匠大塚(2/4)〜Professionals for Owners オーナーを支えるプロフェッショナルたち〜

匠大塚(2/4)〜Professionals for Owners オーナーを支えるプロフェッショナルたち〜

文化

一代で大会社を築き上げた、
大塚会長のビジネスの原点とは…?

匠の技と心の伝統を守りつつ、新しい創造に挑戦していく。
家具業界を先導するビジョンを掲げ、2015年に設立された匠大塚株式会社。
顧客に寄り添う対面販売と価値ある上質なものを販売する独自のスタイル、
そして家具・インテリアにまつわる豊富な知識で、幅広い層の心をつかんできました。
家具へのこだわりの原点から今後の展開まで、代表取締役会長の大塚勝久さんに伺いました。

では、大塚会長の家具販売ビジネスの原点は、どこにあるのでしょうか。

私は1943年に埼玉県春日部市に生まれました。
当時、春日部は桐箪笥の街として知られ、20件くらい問屋があり、職人もたくさんいました。
桐箪笥は高級家具ですが、嫁入り道具として需要が高く、街もとても賑わっていました。私の父も桐箪笥職人で問屋も営んでおり、私は幼い頃から父の仕事を手伝っていました。
中学校に入る頃には、仕入れから販売、配送、経理、資金調達まで業務をひと通り覚えていました。
これが、私の家具販売の原点です。

うちの店は、小売り・問屋・メーカー(製造者)を営んでいました。
春日部駅から一番近い店でしたから、付近の20件あまりある店の中で、お客様が最初に立ち寄る店だったんです。
最初のお店に良い商品があっても、他のお店も見てみようと思うのは当然です。
他のお店を見たうえでお客様にまた戻ってきてもらうにはどうすればいいかを考えた結果、「商品の説明をしっかりする」ということに行き着いたのです。
ただ自分のお店の商品の良さを伝えるだけでなく、「ここをよく見てくださいね」と良い家具の見分け方をお教えするんです。
するとお客様も、その視点を持って他のお店の商品を見て回ることができます。
結果的に、戻ってきて購入してくださるお客様も多くいらっしゃいました。
お客様に家具について知っていただくためには、お客様と向き合い、お客様に寄り添ってお伝えする必要がある。
それは今に至るまで変わらない思いであり、私が対面販売にこだわる理由です。

聞き手:芦田 敏之(税理士法人ネイチャー国際資産税 代表)

To be continued…