テモナ株式会社〜Professionals for Owners  オーナーを支えるプロフェッショナルたち~

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金融

2017年4月に東証マザーズに上場。
会社として新たなフェーズに入る

昨年4月に東京証券取引所マザーズ市場に上場されましたが、上場の理由をお聞かせください。

私たち自身のビジネスもストック型なので、売り上げは安定しています。
上場しなくても着実に成長はできるのですが、よりスピーディーに事業展開を進めたいと考え、株式上場という道を選びました。
また、経営者として上場にチャレンジしてみたいという気持ちもありました。

上場して、意識はどう変わりましたか?

代表の写真上場すると、上場企業として世の中から見られ、プレッシャーも感じます。
だからこそ、自分たちはどうあるべきか、これから何を実現するのか、世の中をどうしていくのか、といったことを真剣に考えるようになりました。
世間からの目という刺激が、成長のきっかけになっていると感じます。

上場による“足枷”は少なからずあるものですが、ガバナンスやコンプライアンスは企業にとって必要かつ重要なものなので、上場を機に整備できたのはとても良かったと思います。

社内の雰囲気も変わりましたか?

上場前後は、正直なところカオスでした。
上場直前は、上場というゴールを目指してとにかく走る…という感じで、みんな走り切ることに精一杯でした。
なんとか上場してホッとしたのも束の間、上場はゴールじゃなくてスタートだよね、ということで仕切り直し、会社としてアクションのステージへと踏み出しました。
上場して2年目の今は、チャレンジするという新たなフェーズに入っていて、社内の雰囲気も新しいことをどんどんやろうという感じになっています。

今後のビジョンについてお聞かせください。

今はEC事業者に向けてサービスを提供していますが、今後は実店舗を持つ事業者にも対象を広げて行きたいと考えています。
例えば、パン屋や八百屋の売り上げを安定させるために、定期的にパンや野菜をお届けするサービスを展開するとか、居酒屋だったら定額で月何回か飲みに来られる方式を導入するとか、いろいろアイデアを考えているところです。

国内のストックビジネスでは私たちが先駆者ですので、まずはここで勝つことが重要です。
国内にはまだまだ未開拓の部分がたくさんあるので、まずはそこを開拓してしっかりとシェアを押さえていきたいですね。
また、日本と商環境が近いアジアへの進出も、積極的に進めていきたいと考えています。