テモナ株式会社〜Professionals for Owners  オーナーを支えるプロフェッショナルたち~

テモナ株式会社〜Professionals for Owners オーナーを支えるプロフェッショナルたち~

金融

10代に起業して以来、4回起業。
紆余曲折の経営者人生を送る

起業された経緯について、お聞かせください。

創業は2008年、約10年前になります。
テモナを起業する前にシステム関係の会社を共同経営していたのですが、パートナーがお金を持ち逃げしてしまい、急遽会社を畳むことになりました。
しかし、お客様を困らせるわけにはいきません。そこで、お客様へのサービスを継続するために新たに立ち上げたのが、今の会社なんです。
個人事業主時代も含めると、これが4回目の起業となります。

以前はどのような会社を経営されていたのですか?

初めて起業したのは10代の頃です。
父が経営者だったこともあり、私にとって経営者は身近な存在で、自然な流れで自分も経営者になろうと思ったんです。
ノリですね(笑)。
ポスティングの会社だったのですが、いろいろありました。
あるときは、アルバイトの子が配るチラシを川に捨ててしまって…。
クライアントに追い込まれて、私が夜通し配って回って尻拭いをしたこともあります。
人を使うことの難しさを痛感しましたね。

経営の知識やスキルがまったくなかったので、一度会社に入って学ぼうと思い、IT系の会社に就職しました。
そこでエンジニアを務め、ものづくりの楽しさを学びました。
ちょうどITバブルが盛り上がっていた時期だったのですが、やっぱり会社ってつまらないなと思い、もう一度自分でやろうと独立しました。

その後は、フリーランスでシステムを作っては売るということをしていました。
収入も悪くなかったのですが、次第に「もっとでっかいことがやりたい!」と思うようになって、共同経営でシステム会社を立ち上げました。
その後は、先ほどお話ししたような経緯でテモナの起業に至ります。

紆余曲折ですね。テモナを起業された直後はどのようなビジネスをされていたのですか?

当初は、システムを受注し、作り、納品するというフロー型のビジネスでした。
ただ、フロー型でずっとやっていくのは苦しいなと思うようになり、コンスタントに収益が上げられる仕組みを模索してできたのが、お客様に月額使用料を払って使用していただく「たまごリピート」や「ヒキアゲール」といったサービスです。
お客様のストックビジネスを支えると同時に、自分たちもストック型へとフォーカスしていきました。
現在では弊社の売り上げの100%がストック型です。