WWF ジャパン(公益財団法人 世界自然保護基金ジャパン) 〜Professionals for Owners  オーナーを支えるプロフェッショナルたち〜

WWF ジャパン(公益財団法人 世界自然保護基金ジャパン) 〜Professionals for Owners オーナーを支えるプロフェッショナルたち〜

文化

活動支援は月々500円から。
大切なのは、できることをできる範囲でやること。

WWFのサポーターになるには、どのような方法があるのでしょうか。

代表の写真まず、会員になっていただき、月々一定額の会費をお支払いいただくことで活動を支えていただく方法があります。
一般会員の場合は、月々500円〜10,000円の間で選ぶことができ、一括払いも可能です(5,000円〜100,000円/年)。
また、19歳以下のユース会員(3,000円/年)、15歳以下のジュニア会員(1,500円/年)もあります。
いずれの会員も、会員証や年4回の会報が送られてくるなどの会員特典があり、イベントなどにも割引価格でご参加いただけます。
普段の暮らしのなかで無理のない範囲で参加していただきたい、という思いから、月々500円から会費を設定しています。

一方、ご都合のよろしい時にご希望の金額をいただく寄付もあります。
これは、額や時期は自由に設定していただけますし、WWFの活動全般への寄付のほか、特定の活動を選択して寄付していただくことも可能です。
最近は、ご祝儀やお香典から寄付をされる方もいらっしゃいます。
また、遺産や遺贈の寄付も増えてきています。
ご自身が築き上げてきた財産を納得したかたちで残したい、社会に貢献したい、そんな思いをお持ちの方が、「自分が生きてきた最後の主張」として寄付をしてくだいます。
過去には、総額10億円近い価値のある絵画を寄付してくださった方もいらっしゃいました。
また、自然が好きだった故人の意志を尊重したいと、ご遺族の方が寄付をしてくださるケースもあります。
なお、WWFへの寄付分については、相続税が免除されます。

年間約10億円(2016年度実績)で潤沢な活動資金が確保できるのでしょうか。

いいえ、人もお金も足りていないのが現状です。
地球環境問題が拡大し、活動シーンは広がるばかりです。
環境分野で活動する他のNGO団体に比べると恵まれている方だと思いますが、欧米のWWFや、ユニセフなどの人道系の活動を行なっている団体に比べるとWWFジャパンは小規模です。
ですが、寄付文化が根付いていないと言われるこの日本でも、最近は意識が変わってきていると感じます。
周囲からも、「寄付に興味はある。機会があれば、やってみたい」という声が少なくないのです。
でも、その「機会」がなかなかない…。もっと気軽に手軽に寄付ができ、自ら活動にも参画できるような仕組みづくりを、私たちも考えていかなければならないと思っています。

私たちの活動というのは、結果が出るのに時間がかかります。
長期的な視点で見ていただき、支援していただければと思います。